内祝いの知識とマナーについてご説明いたします。

「内祝い」の本来の意味

内祝いの本来の意味は「お祝いのお返し」ではなく、身内の中で起こったおめでたいことの喜びを、親族・身近な方・お世話になった方などにお裾分けするという意味の言葉です。
昔は、おめでたいことがあった家庭が、報告とあいさつを兼ねて、お祝いを頂かなくても、自主的に贈り物を送ったり、宴会を開いたりをして、一緒に喜びの気持ちを分かち合っていました。


そんな内祝いの意味合いが、現在では「いただいたお祝いに対してのお返し」という意味合いとなっております。

内祝いの種類

結婚内祝い 披露宴に出席していただいた方には、お料理や引出物が内祝いにあたります。 結婚式をしない場合、または披露宴に招待していない人からお祝いを頂いた場合や、配った引出物でお返しとして不十分な場合に「結婚内祝い」としてお返しを贈ります。 結婚内祝いはご祝儀を頂いてから1か月以内に贈るのが理想とされています。 お返しの目安は、いただいた額の半額程度をお返しするのがマナーです。 ラムビットではカタログギフト（プレミアムチョイスギフト・ブライダルのためのカタログギフト）が大変人気です。 出産内祝い 出産お祝いをいただいた方に出産内祝いを贈ります。いただいたお祝いの半額をお返しの目安にしましょう。 親しい友人や近い親戚の場合、いただいた額の3分の１～半額程度をお返しする場合もあります。 内祝いは、お祝いをいただいた人の名前で贈るのが基本ですが、 出産内祝いに関しては、赤ちゃんの名前をお披露目する意味もあり、生まれて来た赤ちゃんの名前で贈るという特徴があります。 贈る時期としては、赤ちゃんが誕生してから1ヵ月後位です。ちょうどお宮参りの頃が目安です。 新築内祝い 新築披露を行う際に、手作りの料理や、飲み物をふるまうことが、新築お祝いに対してのお礼となりますが、招けなかった人に対してはお返しをするのが一般的です。 その額は、いただいた額の3分の1から半額程度が目安です。 時期は、引っ越してから1～2ヶ月後が目安。 インテリアや生活用品を贈るのが定番ですが火事を連想させるストーブやライター、アロマキャンドル、赤のラッピングは避けたほうがよいとされています。 快気内祝い 退院後に落ち着いてきたら、お見舞いしてくれた方に、感謝の気持ちと報告をかねて「快気祝い」を贈ります。 「病気や怪我を後に残さないように」 、後に残らないものが良いとされています。 石けんの詰め合わせや、入浴剤、紅茶、コーヒーセットなどが人気です。 快気祝いが一般的ですが、快気内祝いとするのも誤りではありません。なお、病気が全快していないという場合は、お見舞御礼とするのがよいでしょう。

お祝いの種類

結婚お祝い お祝い金は、3・5千円、3・5・7万円など割り切れない奇数が良いとされてきましたが、最近は、気にしない人も増えてきています。但し、4・9という数字は避けたほうが良いでしょう。 品物で贈る場合は、結婚お祝いは、結婚式より1週間くらい前までに贈るのが良いでしょう。 出産お祝い 親戚や知人・友人の家庭で赤ちゃんが生まれた場合、その子が健やかに丈夫に育つことを願って出産お祝いを贈ります。